さよなら振袖肉！ヨガでノースリーブの季節が恋しくなる。

夏に家族旅行に行った写真を見た毒舌の友人に、「腕が太いと太って見えるよね」と言われてしまったことがあります。
写真の中の私は、ノースリーブのワンピースを着て、子供を抱っこ。
確かに、腕がものすごくたくましく写っていました。
毎日子供を抱っこしているので仕方がないことかもしれませんが、若いころとは、お肉の付き方が変わってしまっているんだと痛感。
当初は隠すことばかり考えていましたが、ヨガを始めた見せたくなる二の腕が戻ってきてくれました。
年齢を重ねたことや子育てによって変わってしまった二の腕をヨガで引き締めた体験談をご紹介します。

二の腕を隠しても、重いものを持っても解決しない

二の腕は隠すことでより太くなる

二の腕の太さを指摘されて、「もうノースリーブを着るのはやめよう」と思いました。
さらに気にしてみると、20代の頃に買ったニットの長袖カーデガンなども、腕がパツンパツンに。
そのため、ノースリーブはおろか、太さを隠せる服ばかり探して着るようになっていました。
しかし、たぷんたぷんになってしまった二の腕からどんなに目を背けようとしても、お風呂上りに、鏡の前でスキンケアしているときなどに、振袖のようにたるんで揺れている姿が目に入ってきます。
二の腕を隠していることで、さらに太くなっていっているのでは？と感じるようになりました。

力こぶはできるのに太い

コンプレックスのある場所は見るのも嫌になってしまうものですが、冷静になって二の腕を観察してみることにしました。
日頃子育てをしている中で、赤ちゃんを抱っこしたり、重い荷物を持って出かけたりと、腕を酷使しています。
そのため、上腕二頭筋と呼ばれる、二の腕の上部には力こぶができています
では、筋肉がしっかりついているのに、なぜ二の腕は太くなってしまうのか。
調べてみたところ、上腕三頭筋と呼ばれる腕の下部の筋肉を使えていないからだということが分かりました。
上腕三頭筋を使わずにいることで、脂肪がついて太くなり、さらには振袖のようにだらりとたるんでしまっているのです。
二の腕を細くするためには、上腕三頭筋に働きかける運動をすることが大切だと気づきました。

上腕三頭筋を動かす

日常生活では、上腕二頭筋を使わない

普段の生活の中で、上腕三頭筋はあまり使うことがなく、鍛えにくい筋肉です。
腕を後ろに引くときに鍛えることができるのですが、意識してみると、日々の生活の中で、腕を肩より後ろに持っていく動作はほとんどしていないものです。
子育て中は子供をおんぶする時くらい。
それなら、普段の生活の中で動かさない方向に、腕を上げたり下げたりするヨガが良いのでは？と思い、上腕三頭筋を意識したポーズを取り入れてみることにしました。

背中で合掌を極める

ヨガの象徴的なポーズと言えば合掌。
胸の前で合掌したり、そのまま手を合わせたまま、腕を伸ばしている姿勢を思い浮かべる人も多いと思います。
そんな合掌を背中側、後ろ手でするポーズは、極めると肩回りに良い効果が期待できるポーズです。
どうやってやるのか難しそうに見えますが、少しずつ肩回りを柔らかくしていくと必ずできるようになります。
筆者も始めは、右腕を左手を使って背中の後ろに持っていき、左手を下からゆっくり合わせていかないと合掌できませんでした。
後手で握手しようとした際に、左手が上で右手が下だと届かないほど、肩は柔らかくありません。
鏡で横から見ると特に右肩が硬いため前方向に丸まってしまっていて、合掌しようとしても手の甲の親指側が離れてしまいがちでした。
そんな中、肩甲骨周りを柔らかくするヨガのポーズもしていく中で、いつの間にかぺったりと合掌した手がくっつくようになりました。
ゆっくりと呼吸をしながら上腕三頭筋の伸びを感じると、とても気持ちが良いですし、きちんと効いている気がして、今ではすっかり癖になり、一日に何度も背中で合掌するようになっています。
スマホやパソコンを長くいじった時に30秒ほどポーズを取ると、とてもスッキリします。
こんな風に、一日に数回背中で合掌するようになったところ、少しずつ振袖肉が引き締まってきました。
ただ、背中で合掌をするだけでなく、教室で様々なポーズを取り肩甲骨周りが柔らかくなったことで、より効果が出たとも感じています。
詳しいことは、ヨガ教室で先生に聞いてみてください。

まとめ

二の腕の太さは、オバサン臭さの象徴のようにも感じられます。
普段使わない筋肉の衰えが、たるみや逞しさを作り出してしまっているので、逆に考えれば、動かすことを習慣にしてしまえば、変わりやすい部分でもあります。
ヨガでは、普段の生活ではしない動きをたくさんできるので、二の腕痩せにはぴったりです。
二の腕が引き締まったので、ノースリーブの季節も無敵です。
今では、二の腕を見せることで、若く見えると言われるようにもなりました。
それほど、印象を大きく左右する二の腕ですから、しっかり鍛えて、ノースリーブの季節に備えることをお勧めします。
是非、ヨガで、振袖肉を撃退してみて下さい。

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